デジタルデザインをする上で欠かせないRGB値
パワーポイントの外観、ブログのサムネイル、アプリのデザイン。デジタルで色を指定しながらデザインをする上で「この色のRGB値が知りたい」という場面は多いと思います。
僕もデザインの一貫性を保つため、何か画像や過去の資料で使用されている色を使いたい場合、RGB値を確認して正確に同様の色を使うようにしています。
以前は各ツールの色を編集するボードからマニュアルで何となくこの色かな?と微調整しながらフィーリングで指定していましたが、このやり方だと調整するのに時間もかかりますし、何より正確ではありません。

微調整の繰り返しでいらいらする。。
さて、今回は画像上の特定の色のRGB値を正確に素早く取得する方法を紹介します。なおこの方法はWindows限定となります。
Snipping Toolとペイントを使う
手順は以下の通りです。
1.まずはPC上にRGB値が欲しい画像を表示します。
2.Snipping Toolを起動します。Windowsであれば標準で搭載されており、左下のメニューから選択できます。

3.Snipping Toolで画像の中のRGB値を知りたいポイント付近を切り取ります。新規作成ボタンをクリックして切り取りを開始します。

4.切り取った後はこのようになります。編集→コピーをクリックします。

5.次にペイントを起動します。これも言わずと知れたWindowsの標準搭載ソフトで、左下のメニューから起動できます。

6.貼り付けボタンをクリックします。

7.スポイトをアイコンをクリックし、RGB値が欲しいポイントでクリックします。

8.色の編集をクリックします。

9.色の編集ウィンドウ内にRGB値が表示されます。

以上となります。
自分なりの方法を持っておくのが良し
今回紹介した方法は特に新たなツールをインストールせずに実用的な速さで行える方法です。
他にも方法はいくつもあると思いますので、今回紹介した方法にこだわる必要はありませんが、普段からPCで少しでもデザインをする機会があるのであればRGB値を知る術を身に付けておいた方がいいでしょう。
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