為替レートも加味してpythonで株価を分析したい
僕はpythonで自動取得した株価、特に外国のインデックスを分析して毎日モニタリングしています。売り時、買い時を判断する参考情報とするためです。ちなみにpythonで株価を自動取得する方法はコチラで紹介しています。
ところが昨今(2022年6月時点)、極端な円安進行により外国の株価に対して為替レートが無視できないレベルになってきました。こんな背景からpythonで為替レートも組み込みつつ分析したいという需要が個人的に高まり、実際にプログラムを作成しました。
今回は、そのプログラムで為替情報組み込む際に行った為替レートをpythonで取得する方法を紹介したいと思います。
forex_python.converterモジュールを使用する
forex_python.converterというモジュールを使用して為替レートを取得します。特にAPIキー等を取得する必要はなく、非常に簡単に扱えます。
まず、スクリプトを実行する環境にモジュールをインストールします。コマンドプロンプト(Windowsの場合)を開き、下記でインストールを実行します。
pip install forex-python
次に実際に実行するpythonファイルに下記のようにコードを書きます。日本円/米ドルであれば、引数は’USD’, ‘JPY’となります。
from forex_python.converter import CurrencyRates
fx = CurrencyRates()
fx2 = fx.get_rate('USD', 'JPY')
printで結果を表示してみると、無事為替レートが取得できました。
print(fx2)
[実行結果]
134.66526797634944
例えば引数をEURに変更することによりユーロとの為替レートも取得することができます。他にも使用できるレートはいくつかあります。詳しくはコチラのサイトをご確認ください。
一日一回更新されるっぽい
forex_python.converterの公式サイト?を確認してみたところ情報のソースはEuropean Central Bankで、毎日3PM(CET)( = 日本時間午後11時)に更新されるようです。
デイトレーダーには少なすぎる更新頻度だと思いますが、僕のような長期投資をする人には十分な頻度でしょう。
おまけ:おすすめの本紹介
蛇足ですが、なんとかして労働の檻から脱出したい僕がこれまで感銘を受けた本を紹介します。
金持ち父さん 貧乏父さん
マイホーム購入について一旦僕に待ったをかけてくれた本です。この本では資産と負債の違いを端的に分かりやすく説明していて、労働から脱出するためにはいかにお金に働いてもらうか(=資産を増やしていけるか)が重要であると説いています。お金の扱い方の基本を勉強する上でも役に立ち、いつか我が子にも読ませたい良書です。
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