【意外と簡単にできる】Kindleで購入した本に書き込みをして使用する方法

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電子書籍には基本的に書き込みができない

電子書籍の普及に伴い、どんどん街の書店が減っていることに憂いている本屋好きの僕です。電子書籍は試し読みに向かない、書き込みができない、中古本がないなどのデメリットがあり、未だに基本的に紙の本を購入しています。

とは言え、やはり物理的に書籍を持ち運ぶ必要がないというのは電子書籍の大きなメリットです。特に複数の書籍を持ち歩く人にとっては、フットワークが段違いに変わってくると思います。

僕は電車通勤の時間に本を読んだり、書籍で勉強しております。iPad miniとApple Pencilも所持しているので、時々メモしたりしています。電車の中で本を読む環境は整っているのですが、購入したKindle本に書き込みができないという点で勉強用の参考書の電子書籍の購入を渋っていました。やはり書籍で勉強する上で書き込みができるという機能は不可欠です。

リーマンくん
リーマンくん

参考書の重要なポイントにはマーカーしたい!

しかしこのままiPad miniとApple Pencilを持ちながら、iPad mini上でKindle本に書き込みをすることを諦めるというのは宝の持ち腐れだと思い、荒業で何とか解決しましたのでその方法を紹介したいと思います。

やることは単純、意外と時間はかからない

ではどうやって解決するかというと、ずはりひたすら書籍のスクリーンショットを撮るという非常にアナログな方法です。

これを聞くと面倒だし時間がすごくかかると思われるかもしれませんが、実体験として思ったより速くできましたので、やる価値はあると思っております。

iPad mini 6の場合は、電源ボタンと音量下げボタンの同時押しでスクリーンショットを撮れるのですが、実際に計測したところ30秒で平均14ページ撮れます

300ページの本であれば、300ページ ÷ (14 / 30)で643秒。つまり643 ÷ 60で10分43秒で撮り終わる計算になります。

思ったよりも速いと思いませんか?

リーマンくん
リーマンくん

こんなに速いの?一時間くらいかかると思った。。

スクリーンショットをPDF化してノートアプリで書き込み

実際にKindle本を書き込みできるようにする方法は次の通りです。

1.所持しているタブレット(今回はiPad miniをベースに説明します)で書き込みができるようにしたい電子書籍を開きます。

2.各ページをスクリーンショットを撮ります
iPad mini 6の場合は電源ボタンと音量下げボタンの同時押しでスクリーンショットを撮れます。

3.全てのページのスクリーンショットが撮れたら、全ての画像をまとめてPDF化します。例えばWindows PCの場合、下記の方法でできます。

a. スクリーンショットを一度全てPCへ送ります。Google Driveなど連携済みのクラウドに保存するのが楽かと思います。

b. PDF化したい画像を全て選択します。同フォルダ内に対象画像のみ保存されているのであれば、Ctrl + AでOKです。

c. 右クリックし、「印刷」を選択します。

d. 「プリンター」で「Microsoft Print to PDF」を選択します。

e. 画像の向きが横向きの場合、右下の「オプション」>「プリンターのプロパティ」>「印刷の向き」で「縦」を選択して縦向きに修正します。

f. 「印刷」を押します。適当なフォルダを選択し、生成されたPDFを保存します。これでPDF化完了です。

4.生成したPDFをタブレットへ送ります。

5.書き込み可能なノートアプリ等でPDFに書き込みができるようになります。僕の場合はGoodNotesというノートアプリを使用しており、GoodNotesの新規ノートからPDFを選択し、書き込みができるようになりました。

手順2のスクリーンショットをいかに効率良く撮るかが重要です。連続で行っていると最適な動作のリズムが分かってきます。

まるで紙のように書き込みができる!

GoodNotesで実際に書き込みを行ってみた事例です。

Apple Pencilで自由に文字が書けます。左側に見える「4/25」はApple Pencilで書き込みました。

マーカーも引けます。

紙の本に書き込むのと同じような感覚で自由自在です!

結論:多少時間をかけてでもやる価値はある

実際に一冊の電子書籍を書き込み可能な状態にしてみて勉強用に書き込みをした結論として、このくらいの時間でできるのなら全然やる価値のあるプロセスだと思いました。

特に持ち歩く必要のある冊数が増えれば増えるほど、効果を発揮すると思います!何冊も物理的に持ち運ばず、タブレット一台で済みますからね。例えば受験生は何冊も本を持ち運んでいると思いますので、かなり負担が軽減されると思います。

今回ご紹介した方法はあくまでも自分自身で使うように限定し、自己責任でお願いします。作成したファイルを他人に共有しないようにお願いします。

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