ウィル・スミス主演。実話ベースの感動系映画
幸せのちから(英題:The Pursuit of Happyness)は、実在の人物であるクリス・ガードナーの半生をもとにした映画作品で、主人公はウィル・スミス、息子役をウィル・スミスの実の息子が演じています。
1980年代のサンフランシスコ。クリス・ガードナーは、高価な医療機器を売るセールスマンとして働いていますが、ほとんど売れず、生活は困窮しています。家賃や税金も払えなくなり、妻との関係も悪化。ついには妻が家を出ていき、クリスは幼い息子クリストファーを一人で育てることになります。
そんな中、クリスは証券会社の社員たちが成功している姿を見て、自分も株式ブローカーになろうと決意します。彼は超難関のインターンシップに応募し、無給にもかかわらず必死に努力を続けます。
しかし、現実は非常に厳しく、親子はアパートを追い出され、モーテルや地下鉄のトイレ、教会のシェルターなどを転々とする生活になります。それでもクリスは息子のために希望を失わず、昼はインターンとして働き、夜は息子を守りながら生き抜こうとします。
非常にシンプルなストーリー構成
ザ・アメリカンドリームという感じで、内容としては真っ直ぐなキャラクター、単純なストーリー設定故に、展開が読めてしまい意外性がなかったです。。ドラマ映画としてChatGPTにおすすめされたため見てみたものの、作品の内容は自分好みではなかったなというのが正直な感想です。ただウィル・スミスのそれはないだろうという現実離れした行動にはくすっと来るところがありました。
英語のレベルとしては初心者向け
僕は主にリスニング力と語彙力強化のために、映画を英語学習題材として使っています。幸せのちからも英語学習用に鑑賞しました。
ストーリーとしては物足りなさを感じましたが、分かりやすいので初心者にとっては英語学習題材としては活用しやすいと思います。親子間の会話シーンが多くあり、登場する英単語や英語表現にあまり難しいものはありませんでした。
その中でも、一般的な日本人の英語力では初見でまず理解が困難かつ好奇心をくすぐるような英語表現を8個取り上げて解説していきます。
ちなみに、こちらの記事では映画やドラマを使った英語学習法について詳しく解説しています。
幸せのちからに登場する英語表現を全体として英語学習目線で独断と偏見で分類すると、
です。
主人公クリスと幼い息子クリストファーとの会話シーンが多く、分かりやすい英語表現が頻出します。一方で、クリスが医療機器の営業活動を行うシーンやインターンシップの場面ではややビジネス表現が登場します。
ストーリーがシンプルでサクっと見られるので、英語初心者に適しているかと思います。
幸せのちからはアマゾンプライムビデオ(30日間無料体験あり)で視聴できます。またDVD派の方、TSUTAYA DISCAS(30日間無料体験あり)でレンタルできます。
初見殺しの英語表現を徹底解説
それでは初見殺しの英語表現を8個解説していきます。どうぞ!
know to + 動詞
直感的には「~するために知る」「~することを知る」という意味を持ちそうですよね。ですが、実際の意味は「(状況判断して)そうすべきだと分かる」となります。初見ではこんな訳し方なかなかできないですよね。。序盤、主人公クリスが雨の中を駆ける印象的なシーンでのクリスのナレーション「How did he know to put the “pursuit” part in there?」で登場します。
the word
wordというとまずは「言葉」という意味が思い浮かぶかと思います。「誰かが言った言葉」→「伝えられた情報」→「世間で回っている話」という流れで意味が発展し、the wordで「情報、うわさ、状況」という意味を持つようになりました。クリスがインターンシップの面接を受けるために証券会社を訪れるシーンで登場します。
determined
インターンシップの面接中のシーンで登場。determineは動詞で「決める」ですが、determinedで形容詞的に「やる気がある、粘り強い」という意味となります。意志が決まっているというニュアンスで、言われてみれば意味として連想できますが、初見で理解するのはハードル高し。
cold call
冷たい呼び出し?冷たい電話?何かの比喩であろうことは想像できましたが、僕は初見で実際の意味は分かりませんでした。実際の意味としては「事前の関係なしに営業電話をかける」です。なるほど相手に冷たくあしらわれる電話というイメージですかね。クリスのインターンシップ先の指導教官がインターンシップ生へ熱弁するシーンで登場します。
know somebody
これもクリスのインターンシップ先の指導教官の言葉から。これは知ってないと完全に意味が分かりません。答えは「コネがある」です。(重要な)誰かを知っている→コネがあるという意味に発展しています。ちなみにknow peopleでは「人脈を持っている」という意味になります。
be somebody
こちらもknow somebodyと同様のシーンで登場します。これもまた知っていないと分からない表現です。この場合somebodyはどこかの誰かではなく「名前を知られている人、世間に認められた人」を指します。従って、be somebodyで「成功する」という意味となります。
point-blank
これもさっぱり意味が分かりませんね。
軍事・射撃用語として、point-blank rangeは 「至近距離」を意味します。つまり 「ほぼ狙いを外さない距離」という比喩的な意味が発展し、「遠まわしではなく、直接当てる」つまり、実際の意味は「はっきり言うと」となります。作品後半、アメフトの試合を観戦しながらクリスが営業活動としてアプローチしているリボン氏への発言で登場します。
bring someone back to earth
(人)を地球に戻す。面白い表現ですよね。何となく意味は想像できるかもしれません。答えは「夢見心地・浮かれた状態から現実に戻す」です。earth、つまり地に足がついている=現実というイメージです。クリスが長く滞納していたことから税金を強制徴収されてしまったシーンで登場します。
以上です!なかなか面白い表現が多かったのでは?
おまけ:おすすめの英語学習法
英語学習歴20年以上の僕がこれまで行ってきた学習方法のうちイチオシの教材や学習方法を紹介したいと思います。
AIとの英会話
最近新たに台頭してきたのがAIとの英会話です。オンライン英会話よりも更に時間にフレキシブルかつ経済的です。人間相手だとなかなか難しい自分の発言一字一句に対してのアドバイスを可能にしてくれます。僕はSpeakというAIとの英会話アプリを使っており、こちらの記事で詳しく紹介しています。

オンライン英会話
会話力を底上げするには定期的に人と英語で会話するのが一番です。とはいえなかなか定期的に対面で英会話をする機会を作るのは難しいですよね。対面での英会話レッスンはお金はそれなりにかかりますし。僕は様々な対面・オンライン英会話を試してきましたが、一番継続できたのはオンライン英会話でした。時間も調整しやすく経済的で、何よりどこでもできるのが魅力です。実践的な会話力を身に付けたい人に強くおすすめします。
こちらの記事ではオンライン英会話の魅力詳しく紹介しております。


映画・ドラマ作品によるリスニング学習
世の中にある豊富な作品が学習素材となり、ネイティブが使う表現を映像付きの適切なシチュエーションで現実的なスピードで登場するセリフを聞けるのがこの学習法の強みです。英語の字幕で答え合わせをしながら何回も巻き戻し可能で、更に作品自体も楽しめてしまうという至れり尽くせりの学習法です。詳しくはこちらの記事で紹介しています。

単語帳
単語から文法まで全部が驚くほどコンパクトにまとまったDuo 3.0。これさえやれば必須知識を網羅できます。そして、知る人ぞ知るALL ON ONE。Due 3.0同様、例文内に緻密に単語、熟語、文法が組み込まれつつ、より上級者向けの内容となっています。僕は学生時代、数百周しました。
日記
日記はライティングの練習として最も身近な教材です。とにかく日々の種々雑多な出来事をネタにします。そしてライティングは客観的にレビューしてもらい、添削してもらうことが力を伸ばす上で効果的です。オンラインサービスなども活用して、なるべくネイティブに添削してもらうのが良いです。
TOEIC
僕は自分の英語力の現在地を知るため、かれこれ通算10回以上は受けています。TOEICで実践的な英語力が測れるわけではないですが、社会で最も認知されている英語力の指標の1つで、ある種の資格としての側面もありTOEICのスコアを持っておいて損はないです。TOEICのスコアを上げるには英語力だけでなく、解法のテクニックを身に付けるのも重要です。
留学
生活の全てが英語漬け。これが留学の醍醐味です。とにかく英語を使わないと生活が回らないので、必然的に英語に慣れていきます。そして何より異文化に触れられるので毎日が刺激的です。僕も学生時代にアメリカへ3ヶ月ほど行き、英語を使う胆力が付きました。
留学の難点は時間とお金がかかることですね。社会人なら尚更ですよね。最近は1週間〜の留学もあり、長期休暇に行ってみるのはありだと思います。









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